毎年、この時期に楽しみにしているClub de la Galette des Rois(クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ)の講習会。
私が尊敬する藤生シェフも去年は他のお仕事でいらっしゃいませんでしたが、今年は大阪会場に来て下さいました

この講習会はガレット・デ・ロワを広める為にクラブが開催しているもので、回を重ねるごとに工夫をこらし、最近ではテーマを決めてそれに合う伝統的なお菓子をデモンストレーションして下さいます。
今年のテーマは「ミディ・ピレネー」
最初は何と言ってもガレット・デ・ロワです。
ガレットのデモは毎年、講習会初参加のシェフが担当する事が習わしになっています(時々、違ったりもするけど・・・)。
今年は第7回ガレット・デ・ロワ コンテスト優勝者 津田宜季さん(神戸屋)。
フランスの大会に日本代表として参加し、10位に入賞されただけあってとても丁寧なお仕事でした。
デコレーションの多いお菓子屋さんに比べてパン屋さんのお仕事はもっとダイナミックなイメージでしたが、とても繊細な作り方をされていました。
作業一つ、材料選び一つ、日々の仕事で全てを取り入れる事は難しいかもしれないけれどコンテストで勝ち上がると言うことはそう言う事なんだなぁと改めて思いました。
↓↓↓ 見てください!!クープもめっちゃ綺麗です。

そして、毎年ドキドキしながら食べる試食。
今年もフェーブは入っていなかった・・・

他のお菓子はテーマが「ミディ・ピレネー」と言う事で、りんごやくるみが使われているお菓子が多かったです。
5人のシェフが入れ替わり立ち代り7品作って下さいました。
藤生シェフは2品

嬉しい~

クロッカン ノワと

ボンボン フィユテ

このボンボン フィユテを初めて食べた時の衝撃

飴なのにサクサクなんです!!
シェフのお店に伺う度、必ず購入するお菓子の一つです。
家族や友人にも初めての時は「飴やけど、まぁいいから噛んでみて。」って食べさせます。
皆の「えっ!!

」って反応見るのが楽しくて止められません。
この他にも・・・
多田征二シェフ(イグレックプリュス)「クルスタッド・オー・ポム」「リソル」


西川功晃シェフ(サ・マーシュ)「ブリオッシュ・フガス」


西川シェフの講習を受けられた方は想像つくと思いますが、ブリオッシュ生地から何種類も作って下さいました。
いつもサービス精神旺盛ですごいです。
島田進シェフ(パティシエ シマ)「ガトーショコラ ヴィオレット ノワ」

今回はデモをしないシェフ達もテーマに合うお菓子を準備して下さり、食べきれない位の試食でした。
お店をお休みにさせて頂いて参加する講習会。
習ったお菓子をそのままお店に並べる訳ではありませんが、それぞれのシェフの考えや技、使ったことのない素材に触れて自分のお菓子の引き出しが増えて行けばと思っています。
一人でお店にこもっているとなかなか新しいアイデアも出てきません。
時々こうやって不定期に出かけて行きますが、半分趣味、半分お仕事、それはお客様に喜んで頂きたいと言う思いからと言うことで暖かく見守って下さいね

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